プチさんの頭の中

仕事も人間関係もミスだらけ!ADHDと診断された20代女子のはちゃめちゃライフティング

金スマの発達障害のピアニストから感じたこと

こんにちは、プチです。

7月28日の金スマでは発達障害の特集が放送されていました。

最近はあさイチでも紹介されたりと、番組を通して少しでも発達障害の特徴などが多くの方に知られるようになってきましたね。

今回は番組を見ての感想を書いています。

 

 

発達障害は顔が覚えられない

私も自分のことを理解することと、相手に誤解がないように伝えられるようにできるだけこういった番組を見るようにしています。

番組で紹介されていたのは22歳で発達障害と診断されたピアニストの女性です。

スタジオには栗原類さんも出演し、症状について話していました。

 

今回の発達障害の特徴で新たに学んだのが、人の顔が覚えられないということ。

これも発達障害に当てはまるというのにはちょっと驚きました。私もそうなんですが、これは単に記憶力が悪いのかなと思っていました。

 

私は服装や髪型が変わってしまうと分からなくなってしまうんです。

なので学生時代は先輩に挨拶をしなかったとよく注意されました。

部活中の服装はジャージですが、制服になると分からないので、登下校中や休日に見かけても挨拶をできず、無視したと思われてしまうんですよね。

気をつけていても治らず、蔭で悪口を言われたり、いじめの対象になることも。

 

今も職場の人や仕事仲間は外だと分からないので、かなり苦労しています。

対策のひとつしては、できるだけ正面を見るようにしています。

正面だと相手が気付けば、向こうから声をかけていただけるし、周りを見るとそれだけいろんな人と目が合ってしまうので。

 

日常生活のちょっとしたことが負担になり、普通の人が当たり前にできることも発達障害者にとってはものすごく努力していることを少しでも分かってもらえると嬉しい。

 

発達障害は融通が効かない

番組では買い物に行き、指定されたものが見つからずパニックになってしまったり、倒れている自転車が気になってしまったり。

これもよくあることなんです。

例えば、外出していてふと「あれ、どこに置いたかな」と思うと気になって何も手がつかなくなります。

帰ってから確認すればいいのですが、気になって気になって仕方ないんです。

 

また、融通が効かないので、頼まれたものと同じものがないとどうしていいか分かりません。

これが家族であれば、店内をくまなく探してなければ、電話で確認するのですが、職場で頼まれた物だとなかなか相談もできずウロウロとしてしまいます。

 

段取りもとれず、集中すると周りが見れなくなるのも特徴ですね。

今回の番組のピアニストの方の症状のほとんどが当てはまりました。

逆に当てはまらなかったのは視覚や聴覚が過敏というところだけですね。

 

あさイチでも過敏であることが取り上げられていましたが、これだけは今のところ自覚する症状は出ていません。

 

栗原類さんが発達障害であることを明らかにして活動されていることもあり、私は彼を応援しています。

私も私ができることでほんの少しでも環境がよくなるような活動ができたらと思っています。